アスカをかえせえええええええ――『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』感想
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感想は一言。映画としては本当に良かった!素晴らしかった!あることを除いては…。
という感じでしょうか。基本的にオススメできます。
以下「続きを読む」でネタバレ感想です。
このネタバレ感想はその「あること」について基本的に書いてます。僕はエヴァに関してはこれっぽちも冷静になれない人なので(笑)。
コメント返信&オタク判定バトン
その前にコメント返信。
>tamakiさん
>keiさんの評を読んで、ちゃんと続けて読めば面白いのかもと思いました。
ひょっとしたら、大学4年生の時期だから面白かった(というか、想像以上に効いた)ってのもあるのかもしれません。大学から卒業する時の話なので…。
>「あずまんがは空気系としてずっと続けることも出来たのに終わらせた、それはすごいことだ」(戯言も続けようと思えば続けられたので)ってどこかで書いていましたよ。
へー、そうなんですか。あのラストは僕もすごいなぁ、と思います。まあ、戯言は結局途中までしか読んでないんですが(笑)。
どうでもいいバトンは追記部分に!
モラトリアムと成熟――『ハチミツとクローバー』感想
気づいたらGoogle rankも落ちてたし。
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羽海野チカキャラデザの『東のエデン』も終わったところですが、、『ハチクロ』読みました。まあ、激しく今更ですが。完結が2006年みたいですし。ただ、完結してから読んだからわかることも結構あったと思います。
で、感想。
想像以上に良かった!
最初、今一つ人間関係がつかめなかったりするんですが、読んでいくうちに片思いで繋がっている妙な人間関係だとわかってきます。それと同時に『めぞん一刻』の一刻館的なアパート共同体で繋がっている共同体だったりもする(まあ、美人管理人さんはいませんけどね)。
で、そこで続く時間ってのはモラトリアム的な循環構造がある。たとえば、森田先輩が卒業したのに、大学に残ったり、とか、真山が早々に大学を卒業したのにあのボロアパートにいたりとか。それと同じ構造が、恋愛にも指摘できて、全て片思いで循環している。
ネットでハチクロの感想を色々見ていたら、内田樹がこんなこと書いてました。
『ハチミツとクローバー』はまったく恋愛が先に進まないで、男子も女子もひたすらぐちゅぐちゅとべそをかくばかりなのであるが、この「時間が先に進まない」ことへの欲望の切実さはほとんど感動的である。でも、森田くんがアメリカから帰ってきて、ようやく8年生を終えて卒業したら日本画科3年生に編入・・・という展開には、さすがにびっくり。
そうなのか、諸君は時間を先に進みたくないのだね。
この退嬰性が同時代の若者たちの圧倒的共感を得ているという事実に私はふかい興味をいだくのである。
『ハチミツとクローバー』全巻読破中
内田樹の研究室
これは4巻時点の感想なんですが、前半部分のハチクロというものは「循環する時間と固定化された共同体」に支えられていたんだなー、と思います。
まあ、実際ハチクロの前半はラブコメマンガとも読めるわけで、ひょっとしたら作者はこのまま円環的な時間構造のまま終わらせるつもりだったのかもしれない(今のオタク系メディアにはこの手の「終わらない学園生活」を描いた作品はごまんとある)。
でも、だらだらと続くモラトリアム的空間と片思い。でも、それには必ずいつか終わりが訪れることだというのは決定してる。そして、作者はそれをちゃんと描こうとした。
比較に出して申し訳ないんですが、『のだめカンタービレ』だと、国内編から巴里編になったところで、登場人物は一新されるわけですが、結局二人の関係はずっと延長線として続いていく。それに対して、『ハチクロ』は片思いの繋がりと学生アパートの繋がり、という脆い物で出来上がってたりして、その性格ゆえに「終わり」というものが決定付けられていた、と言ってもいい。
それを象徴するのが竹本君の北海道一人旅。まあ、帰ってきた以降の確変っぷりは半端なかったりしますが(笑)。竹本君の視点で物語を見た場合、「成長小説」ともいえる要素も入っていて、「モラトリアムの終わり」と「成熟」という要素が最後数巻に詰め込まれていたりする。
まさに、20代前半と言う時期に不思議なモラトリアムを与えられた若者たちのビルドゥングスロマンとして読めるのではないんでしょうか。
これは余談なんですけど、「卒業」ってテーマで思い出したのは、実は『あずまんが大王』。円環的な時間を基本とする空気系マンガがどう"終わり"を描くかという点で、あずまんがの最終回は素晴らしい。これからも一緒だよ!というテーマはがっちり打ち出して終わる。
それ自体はすばらしくて、終わらせきれなくて、サザエさん時空を続けた挙句、大学編までやろうとしたフォロワーである某萌え4コママンガよりいいと思います(笑)。
でも、やっぱり思うのは「みんな仲良くー」といつまでも行かないよなーということ。実際、『ハチクロ』だと地理的な距離っていうファクターが時々入ってくるんですが、ちよちゃんもアメリカ行っちゃうわけだし、そううまく行かないだろなー、と。となると、あのラストってのは、ある種の寂しさも含んでいたのかなー、とか『ハチクロ』読んでて思ってました。…つーか、本当に余談だwww
でも、実際今のオタク的想像力がどう「終わり」を描くか、というかそもそも"終わりというものを描けるのか?"っていう疑問は僕の中で結構あったりします。戦闘物だったら、ある種の定型があるので描けるんだけど、空気系はどうするんだろう。「終わり」はなかったことにするのか。それもそれでありだとは思いますけどね。
F1分裂!?――F1のイメージの変遷から
http://f1-gate.com/fota/f1_3908.html
F1ファンの方はすでにご存知だと思いますが、F1分裂が現実味を帯びてきましたねー。
F1に詳しくない人のために簡単に解説しておくと、この対立はF1をこれまで統括していたFIA(国際自動車連盟)と、F1に参戦しているチームでつくるFOTAが来年度以降のレギュレーションを巡って対立。
結局、交渉がまとまらずFOTA側が新シリーズを設立発表←今ココ
で、何で対立しているかというと、直接の原因は予算制限問題。FIAは予算制限をして新規参入チーム促したい。既存チーム側は基本的に予算制限には賛成だけれども、FIA側の案は性急すぎると批判。まあ、他にも色々と対立軸があって、長年つもりに積もっていたのが噴出した感じ。
そのFIAのいう予算制限策来年度から導入されるバジェット・キャップ制と呼ばれる複雑な予算制限で、「3,000万ポンド(年間50億円ぐらい)にまで予算を制限できれば、レギュレーション上有利なる」っていう制度。
*対立をめぐる背景
その背景にあるものとして、ニコニコ動画F1界の代表的な存在(?)であるquzyさんは
FIAの考えているF1っていうのはお金をなるべく使わないようにして、かつ新しい先進技術、特に環境対応技術を組み込んで、今のヨーロッパや日本のような国でも受け入れられるようなものを作りたい、と。(中略)FOTAが考えているF1っていうのは何かというと、それはそういう国以外で売れるF1なんです。(中略)F1を開催したがっている国*1が欲しいF1ってのは、ちゃちいF1ではないんですね、お金をたくさん使って、リッチで、ゴージャスで、まるで貴族のスポーツかのようなF1を開催することに自分の国で意義がある、という風に考えている国なんです。そういう国はこれからの自動車の大きなマーケットの一つなので、自動車会社はそういう国にF1を売り込みたい。
*1…引用者注。マレーシア(99-)、中国(04-)、シンガポール(08-)、韓国(10-・予定)、インド(10-・予定)のような新興国を指して。
F1ラジオ『エフワンの巣窟2』#08(2009トルコGP)
と分析されてます。どこか引用間違えていたらごめんなさい…。
まあ、これは僕の勝手な推測に過ぎないんですが、この対立軸には"F1"(モタスポ)を巡るイメージの転換っていうものがあるんじゃないかと思います。
日本でも高度経済成長期に「3C」っていう言葉があったとおり、「自動車」ってのは「工業化」「経済成長」の象徴であり、その自動車を使って競うF1っていうのが、"科学技術"への憧れも含めて、「未来的」「先進的」なイメージで今までは受け入れられていたんじゃないかと思います。まさに、本田宗一郎がF1のことを「走る実験室」と呼んでいたころのF1のイメージ。
ところが、ここ二、三十年、環境意識の高まりなどともに化石燃料を使うF1に「未来的」「先進的」なイメージはなくなって、どちらかというと「化石燃料大量消費の20世紀のスポーツ」的なイメージが残った。たとえば、Yahoo!のトップにF1のニュースがのると必ずと言っていいほど「もうF1はいらない」的なコメントがのって、F1ファンが押したと思しき「私はそう思わない」が大量に押されてたりする(笑)。
すでに日本ではF1は好事家たちの娯楽としてしか捉えられてなくて、「走る実験室」的な技術を競う場として捉えられてない(ココで重要なのは実際どうか、という問題ではなくて、イメージの問題)。多分、F1の人気の高い西欧では日本より動きは遅いと思いますが、多分同じような動きが出ているのではないでしょうか。
こういう「環境」と「F1を巡るイメージ」の問題が、HONDAをF1撤退に導いたんじゃないか、とか僕は勝手に考えていたりするんですが、F1はこういう問題に対応しなきゃいけない。
そこで打ち出されたのがFIAが今シーズンから導入したKERS(エネルギー回生システム)であり、[環境対策」をメインに打ち出したF1ということでしょうか。「環境対策」ってのが今の時代にほぼ唯一の「未来的」なイメージを提示できる科学技術でしょうし(あとはバイオとかかな?)。
それにたいして、NIEs諸国やBRICs諸国ではどちらかというと前者のF1のイメージが必要とされている。これはかつての日本の状況に近いのではないでしょうか。ここ数年、新興国がある種「先進国の仲間入り」のアイコンとして国家レベルでF1を招致したりしているわけですし。
まあ、そんなことをぼんやりと思ってました。が、これはあまりにも日本に縛られているのかも。何せ、ヨーロッパにおけるF1の位置づけがよくわからないし(笑)。
*個人的なF1分裂への意見
個人的には、F1分裂には反対です。F1で最もブランド価値が高いのは、「フェラーリ」か「モナコGP」かみたいな話が2chでされていましたが、僕は「F1」という名前だと思うので。誰でも知っている「F1」という名前は本当に価値があると思うんですが。
西欧圏なら分裂後の名称も内情も知っているだろうからいいかもしれないけど、日本やアジア諸国では「F1」ブランドがないと新規ファンの開拓出来ないと思う。
「GP1」(仮称)と「F1」では、モタスポファン以外にとって全く意味合いが違うわけだし。
面白いレースをすれば、必ずファンが増える、とかあんまりにも甘い考えだと思うんですけどね…「面白いレース」をそもそも見てもらう機会が出来なければ、何の意味もないし…。そして、機会を作るうえでブランドっていうのは想像以上に機能すると思います。
まあ、最悪のシナリオは共倒れっていうシナリオですが…。実際、アメリカのフォーミュラレースもインディが最終的に勝ったとは言え、ゴタゴタでかなり人気が落ちて、NASCARに人気を取られたみたいですし。
FOTA側が人気は取るけど、慣れないオーガナイズが出来ず経済的に失敗とかありそうで怖い…。
*バーニー・エクレストン
バーニー・エクレストン、和平協定の仲介役を要請される F1通信
F1界の全てを握っていると言われているバーニーがどうも動きが鈍くて、気になります。今回のF1分裂騒動では「これでモズレー&バーニー支配から脱却!万歳!」みたいな意見が結構見られますが、モズレーとバーニーが今の時点で同一行動ってのはかなり怪しいと思うんですが。
金の亡者たるバーニーが「FIA」側に味方しなきゃいけない理由なんて、「既得権をにぎっているから」ぐらいしかない。バーニー側としてはモズレーの進める「予算制限策」も「環境対策」も多分どうでもいい、っていうか、バーニー側にとって最もマイナスなのはどう考えても分裂。
モズレーは「予算制限>分裂」でも、バーニーは「分裂>予算制限」なわけで、絶対分裂回避の裏工作していたと思うんですが…うーん、不気味だ…。バーニーの影響力もそれだけ低下しているってことなんでしょうか。
コメント返信
次の記事でコメント返信するって方法は、議論になった時にコメント欄でちまちまやるよりは、次記事にした方がわかりやすいからはじめたんですが、こうも更新頻度が下がるとこの方式はコメント放置時間が長くなってしまうから微妙だなー。
コメント欄で返信する方法に戻そうかな。
Twitterに書いてることコピペでブログ記事にすればもっと更新頻度あがるんだろうなぁ、とは思うんですが、ブログをTwitter文体で書くことがどうもしっくり来ないので、結局書き直す羽目になるから微妙なんですよね…。
>疎外されているかもしれない人
>>「木の芽風」 IKU 『ハヤテのごとく!』ED
>意外ですねー。でも僕も好きですよ、この曲。
>何より、ハヤテの最終回が良かった。ハヤテのくせに良かった。最終回見て、改めてこのEDの良さを痛感させられた気がします。
あんまり目立つ曲ではないですが、いい曲ですよね。
4クール続いたハヤテを最後をしめるにふさわしい曲だったと思います。
>tamakiさん
>ダイアモンドクレバスが選ばれていたのにちょっと歓喜。最初はそうでもなかったのにいつのまにか好きになってた曲です。聴くたびMay'nの歌唱力の凄さと表現力に驚かされてますわ。マクロス楽曲かつMay'nではインフィニティが一番好きですけど、この曲もまた特別な意味で一番好きです。
「インフィニティ」もいいですよね。本当にMay'nの歌唱力の高さは本当に驚かされます。これで19歳…凄い…。
マクロス楽曲は本当にどれ選ぼうか悩んだんですが、本当に最後の最後で僕の趣味で「ダイアモンドクレバス」になった感じです。
お二方ともコメントありがとうございます。
本ブログはXP+IE7、Firefox3、Safariで一応確認しています。
リンクについては貼るなり外すなりお好きにどうぞ。






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