もともとこの日記は日常ネタを書こうと思って始めたのですが、いつぐらいからか方向性が変わって、書評だのアニメ評だの政治・社会問題だのパブリックな(?)ネタに変わっていたりします。
で、今気づいたこと。マンガの感想を書くカテゴリーないということに…。ま、小説でいっか(え?)。
諸星大二郎は前から『メフィスト』とかでちょこちょこと読んだ事あったんですが、本を読んだのは初めて。本当はamazonで1100円の本を買うために抱き合わせで買ったんだけど(笑)。余談ですけどAmazonってうちぐらいなら大体翌日には通常配送でも来るんですよね…、注文時のオプションで速達ってのがあるけど関東圏の人には何の意味も無いと思う。
Amazonの話はともかく、内容。粗筋を書こうとしても、なんか神様の話だったり、自律進化の可能性の話だったりと(...どっかで最近聞いたなこの言葉)、まあ形容するならば...、わけわかんない話(笑)。
いや、でも面白いですよ。短編にしておくにはもったいなぐらいのSF的神話的アイディアを使っていて、いやこれで長編一本かけるのに、と思ったりもするぐらい。
帯に「数多くのクリエイターを魅了してやまない」とか書いてありますけど、まぁ"やまない"だろうなー、面白いアイデアがゴロゴロ転がっているんだし。「生物都市」とかSF長編で使えそうだし。
個人的には「生首事件」が面白かったなー、生首がアイスボックスから出てきて驚かない女子高生に萌え(笑)。「生首の飼い方」って…。
それは冗談にしても、ほとんどの作品に出てくる最後のカタルシスがすごくいいです。「子供の遊び」とか「夢見る機械」とか「桃源郷」とか。「生命の木」もなぁ…、これ長編でやったら滅茶苦茶面白い作品になると思うんだけど(ひょっとして、これ長編でやったのが『新世紀エヴァンゲリオン』か?・笑)。
以下「男達の風景」(についてのネタバレ感想)男性社会と女性社会を見事に逆転してみせる、ということをやってのけてます。最初に「ここの男は二種類いるんだねー」っていうのは後から考えるとすごい意味深です。普段男が「若い女とオバサン」みたいに分類して女性を見ている(?)ことへの強烈な皮肉でしょうし。姦通した男が「一生結婚出来ないだろうね」っていうのは処女性に拘る男への皮肉でしょうし…うは、これ痛いなぁ、マジで。全国の男性諸君必読です、多分。
↑ひとつの短編からこれだけの感想が出てくる、というのは諸星作品の凄さといいますか…。
追記:ネットで調べたら庵野秀明は諸星大二郎の大ファンらしいです。「生命の木」云々って、全然冗談でもないようです。
で、今気づいたこと。マンガの感想を書くカテゴリーないということに…。ま、小説でいっか(え?)。
![]() | 汝、神になれ鬼になれ―諸星大二郎自選短編集 諸星 大二郎 (2004/11) 集英社 この商品の詳細を見る |
![]() | 彼方より―諸星大二郎自選短編集 諸星 大二郎 (2004/11) 集英社 この商品の詳細を見る |
諸星大二郎は前から『メフィスト』とかでちょこちょこと読んだ事あったんですが、本を読んだのは初めて。本当はamazonで1100円の本を買うために抱き合わせで買ったんだけど(笑)。余談ですけどAmazonってうちぐらいなら大体翌日には通常配送でも来るんですよね…、注文時のオプションで速達ってのがあるけど関東圏の人には何の意味も無いと思う。
Amazonの話はともかく、内容。粗筋を書こうとしても、なんか神様の話だったり、自律進化の可能性の話だったりと(...どっかで最近聞いたなこの言葉)、まあ形容するならば...、わけわかんない話(笑)。
いや、でも面白いですよ。短編にしておくにはもったいなぐらいのSF的神話的アイディアを使っていて、いやこれで長編一本かけるのに、と思ったりもするぐらい。
帯に「数多くのクリエイターを魅了してやまない」とか書いてありますけど、まぁ"やまない"だろうなー、面白いアイデアがゴロゴロ転がっているんだし。「生物都市」とかSF長編で使えそうだし。
個人的には「生首事件」が面白かったなー、生首がアイスボックスから出てきて驚かない女子高生に萌え(笑)。「生首の飼い方」って…。
それは冗談にしても、ほとんどの作品に出てくる最後のカタルシスがすごくいいです。「子供の遊び」とか「夢見る機械」とか「桃源郷」とか。「生命の木」もなぁ…、これ長編でやったら滅茶苦茶面白い作品になると思うんだけど(ひょっとして、これ長編でやったのが『新世紀エヴァンゲリオン』か?・笑)。
以下「男達の風景」(についてのネタバレ感想)男性社会と女性社会を見事に逆転してみせる、ということをやってのけてます。最初に「ここの男は二種類いるんだねー」っていうのは後から考えるとすごい意味深です。普段男が「若い女とオバサン」みたいに分類して女性を見ている(?)ことへの強烈な皮肉でしょうし。姦通した男が「一生結婚出来ないだろうね」っていうのは処女性に拘る男への皮肉でしょうし…うは、これ痛いなぁ、マジで。全国の男性諸君必読です、多分。
↑ひとつの短編からこれだけの感想が出てくる、というのは諸星作品の凄さといいますか…。
追記:ネットで調べたら庵野秀明は諸星大二郎の大ファンらしいです。「生命の木」云々って、全然冗談でもないようです。









