どうやら、これを見て感想を書け、という無言の圧力がどこからかかかっているようなので、レビュ。
物語的でない"物語"。ディティールとストーリーともにリアリズム路線。アニメの新時代を拓く?
冒頭でまるで嫌そうに見たようなことを書きましたが、本当は『ほしのこえ』も『遠い場所、約束の場所』も見ているぐらい新海誠には注目してたりするので、データさえ手に入れば見るつもりでした。ちなみに、『ほしのこえ』は意味不明、『遠い場所、約束の場所』は新たなセカイ系のとして評価してました(あとEDの川島あいが良かった・笑)。
で、メジャーデビュー三作目『秒速5センチメートル』。これを見て、正直『ほしのこえ』と『遠い場所〜』の評価かえなければいけないなぁ、と思いました。
ストーリーは、第一話がよくある初恋話、第二話がこれまた本屋にいけばいくらでも転がっているよくある高校時代の恋愛話、第三話が東京での現在の話。それをディティールまで再現した絵で描いていくと言う(鉄オタがよろこびそう)、なんとも贅沢なアニメーション。新海誠って、鉄道とかロケットかそういうモノ使い方がうまいですよねー。
(以下反転ネタバレ感想。未見の方は反転しないでください)
なにが一番驚いたかって、第三話。いや、だってあそこは東京で再会するところでしょ?物語的に(笑)。あそこまでベタ過ぎるほどの『ほしのこえ』というセカイ系ストーリーを書いた人だし。とか、思っていたわけですよ。
でも実際、すれ違って終わり。そもそも本当にすれ違ったのかすらわからないから、持つ意味としては「この広い東京のどこかですれ違っているかも」ぐらいでしょう。第三話で描かれるのは、過去の思い出に後ろ髪をひかれながらも、前に歩いてく人たち。単純に言えば僕たちです。
いや、実際東京来て思いますもん、街角で大学で小学校の友達と会わないかな〜とか。でも、そういう感傷的な思いを断ち切って、僕達は生きていかなければならない。一話も二話も"物語"なのに、でも第三話で描かれるのは"現実"。だから、"物語的でない物語"という言う方がピッタリだと思います。
最初はこんなベタな話を描くのに、ディティールまで描くと言うリアリズムというのはアンビバレンスな感じがして、それをやりたかったのかな〜と思っていたのですが、終わってみて納得。リアルに基づいた話だからこそ、あそこまでのディティールにこったリアリズムが必要だったんだろうなぁ…と。
そう考えると『ほしのこえ』も『遠い場所〜』も全然評価変えなきゃいけないなと思っています。
(以下『ほしのこえ』&『秒速5〜』ネタバレゆえに反転。真相にはあまり触れてないので、感の鈍い自信のある方はどうぞ・笑)
両方とも作品プロットに「セカイ系」というのが重くのしかかっているので、どうしても「セカイ系」としてどう評価するか?というのが先に来てしまってから前述みたいな評価なっていたんですけど…、「セカイ系」の設定を外してもう一回考えると、『ほしのこえ』って同じ事を「セカイ系」という設定をつかって描いていたわけで…、この不肖Kei全く気づきませんでした。
<!--『らき☆すた』鑑賞のため執筆中断-->
<!--以下、メジャー二期再放送を見ながら執筆-->
いや、参りましたよ…。でも、映像はディティールを描くのに、ストーリーはプロットだけというのもこうして見ると再評価できます。でも、作者絶対雪国の出身ですよね〜、雪の使い方がうまい。
あと東京の描き方もすごい地方人っぽいんだよな〜、これみよがしに新宿駅を描くところとか(笑)。僕も地方人だからよくわかるんですが。
>コメント返信
>国木田さん
コメントありがとうございます。
>私の国木田はあの某アニメのキャラから取ったのですが…(^^;)
はいはい、某アニメのキャラですね。あの存在感のない(←ごめんなさい!)
>これを何かの運命と信じてこれからも訪問させてください!
どうぞどうぞ!この趣味のカタマリみたいな偏屈なブログでよければ、いつでも訪問してあげてください。
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物語的でない"物語"。ディティールとストーリーともにリアリズム路線。アニメの新時代を拓く?
冒頭でまるで嫌そうに見たようなことを書きましたが、本当は『ほしのこえ』も『遠い場所、約束の場所』も見ているぐらい新海誠には注目してたりするので、
で、メジャーデビュー三作目『秒速5センチメートル』。これを見て、正直『ほしのこえ』と『遠い場所〜』の評価かえなければいけないなぁ、と思いました。
ストーリーは、第一話がよくある初恋話、第二話がこれまた本屋にいけばいくらでも転がっているよくある高校時代の恋愛話、第三話が東京での現在の話。それをディティールまで再現した絵で描いていくと言う(鉄オタがよろこびそう)、なんとも贅沢なアニメーション。新海誠って、鉄道とかロケットかそういうモノ使い方がうまいですよねー。
(以下反転ネタバレ感想。未見の方は反転しないでください)
なにが一番驚いたかって、第三話。いや、だってあそこは東京で再会するところでしょ?物語的に(笑)。あそこまでベタ過ぎるほどの『ほしのこえ』というセカイ系ストーリーを書いた人だし。とか、思っていたわけですよ。
でも実際、すれ違って終わり。そもそも本当にすれ違ったのかすらわからないから、持つ意味としては「この広い東京のどこかですれ違っているかも」ぐらいでしょう。第三話で描かれるのは、過去の思い出に後ろ髪をひかれながらも、前に歩いてく人たち。単純に言えば僕たちです。
いや、実際東京来て思いますもん、街角で大学で小学校の友達と会わないかな〜とか。でも、そういう感傷的な思いを断ち切って、僕達は生きていかなければならない。一話も二話も"物語"なのに、でも第三話で描かれるのは"現実"。だから、"物語的でない物語"という言う方がピッタリだと思います。
最初はこんなベタな話を描くのに、ディティールまで描くと言うリアリズムというのはアンビバレンスな感じがして、それをやりたかったのかな〜と思っていたのですが、終わってみて納得。リアルに基づいた話だからこそ、あそこまでのディティールにこったリアリズムが必要だったんだろうなぁ…と。
そう考えると『ほしのこえ』も『遠い場所〜』も全然評価変えなきゃいけないなと思っています。
(以下『ほしのこえ』&『秒速5〜』ネタバレゆえに反転。真相にはあまり触れてないので、感の鈍い自信のある方はどうぞ・笑)
両方とも作品プロットに「セカイ系」というのが重くのしかかっているので、どうしても「セカイ系」としてどう評価するか?というのが先に来てしまってから前述みたいな評価なっていたんですけど…、「セカイ系」の設定を外してもう一回考えると、『ほしのこえ』って同じ事を「セカイ系」という設定をつかって描いていたわけで…、この不肖Kei全く気づきませんでした。
<!--『らき☆すた』鑑賞のため執筆中断-->
<!--以下、メジャー二期再放送を見ながら執筆-->
いや、参りましたよ…。でも、映像はディティールを描くのに、ストーリーはプロットだけというのもこうして見ると再評価できます。でも、作者絶対雪国の出身ですよね〜、雪の使い方がうまい。
あと東京の描き方もすごい地方人っぽいんだよな〜、これみよがしに新宿駅を描くところとか(笑)。僕も地方人だからよくわかるんですが。
>コメント返信
>国木田さん
コメントありがとうございます。
>私の国木田はあの某アニメのキャラから取ったのですが…(^^;)
はいはい、某アニメのキャラですね。
>これを何かの運命と信じてこれからも訪問させてください!
どうぞどうぞ!この趣味のカタマリみたいな偏屈なブログでよければ、いつでも訪問してあげてください。








