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聖少女を追い求めて――『ローゼンメイデン』によせて

2007-12-31(Mon)
ROZEN MAIDENROZEN MAIDEN
(2005/04/27)
沢城みゆき、真田アサミ 他

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というわけで、有瀬さん推薦「シャナ」を見るか、麻生大臣推薦「ローゼン」を見るかで、『ローゼンメイデン』を見ていたKeiです。
最初に二つ言いたいこと。

一つ目
意外と面白いじゃん!
今まで散々ネタにしてきて申し訳ありません、ローゼン閣下麻生大臣。

二つ目
真紅かわいいじゃん!
何で不人気なの?僕はアニメの一期しか見てないので、原作とか二期とかで展開があるのかもしれませんが、水銀燈の方が人気ある理由がわからん(笑)。

でも、このアニメ面白いですよね、色々な意味で。
たとえばジュンがドールたちの着替えるところを見て、顔を赤らめるシーンとか、つい爆笑したけど、まんま「オタク界」ですよね。
単なる絵とかフィギュアに萌えているオタクたちをぎゅっと作品世界に凝縮しているわけですよ。のりとか巴とか普通のアニメなら人気あってもおかしくなさそうなキャラデザ&キャラなのに、オタクたちはドール(二次元キャラ)に向かうわけですよ。いやー、真紅かわいいって、典型的なツンデレキャラだし。

でも僕が一番面白いなぁと思ったのは「アリス」という概念。
前も一回ネタにしたことがあると思いますが、僕が受けている『ジェンダー論』の授業の先生。このセンセ、実に変な(と言っては失礼か)先生で、「ゲイ」とか「ぺドフィリア」とかに興味を持っているみたいなことを言っていて、今の研究テーマが終わったら「アリス」をやりたい、って言ってたわけです。あっ、一応このセンセの専攻は英文学です(誰もそう思わないかもしれないけど・笑)。

「アリス」、元ネタはみなさんご存知『不思議の国のアリス』なわけですけど、その先生がやりたいって言っていたのは「アリス」という表象に付属するイメージなんですよね。「無垢」「少女」「金髪碧眼」「人形」…etc.まーそういう「完璧な美少女」言うならば「少女のイデア」の表象として「アリス」として多くの作品に現れてくるわけですよね。
ホント、面白いところに目をつけていると思います。早くその研究やってくれ(笑)。あの先生に『ローゼンメイデン』紹介してあげようかな(笑)。

「アリス」という絶対得られないものを求めて、作品を作り続ける、そして作品を享受し続けるオタクたち…。
「ローゼンメイデン」って「父」が作ったものなんですよね。
普通、何かを生み出すものって「母」じゃないですか。それこそ「母」がテーマとなる『エヴァ』みたいに(もちろん『エヴァ』では父も重要なテーマですが)。
でも、『ローゼンメイデン』は「父」なんですよね。いかに、「アリス」というのが男性的な妄想の産物かというのは端的にあらわしていると思います。
まーでも僕たちはそのアリスを追いかけ続ける…一度美しい花の陰を見たものはその美しい花を追いかけ続けたくなる…なんでだろうなぁ。

何で僕たちは無垢なものを美しいと思うんだろう…。違うか、美しいというニュアンスの中に無垢が入るのかな。
とりあえず、美とか無垢とか処女とか少女とかそういういくつかのものが、シニフィアンとして「アリス」に現れている。でも、「アリス」は絶対に手に入らない…あれこの図式どっかで見たな・・・ラカンか。

というわけで、本気で『ローゼン』を読解したらすごい面白いと思いますよ、この『ローゼンメイデン』。僕の実力で無理なので、このあたりで切りますけど…。

(おまけ)
橋下が国立大不要論を唱えたとか何とか…本当にいい加減にしろ。てめーみたいな金持ちばっかじゃないんだから…ホント、大阪府立大の皆さん同情しますよ…うちの大学も他人事じゃないしねー。
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携帯からなので簡単に。
真紅が不人気なのは、第二期放送後しばらくしてからやった、水銀燈スペシャル(正式な副題は忘れました)が一番に影響してるでしょうね。
あの真紅は確かにちょっとヒドかった……。
私もそれまで真紅に対して悪いイメージは持ってませんでしたが、アレを見てちょっと印象悪くなりましたね。

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Author:Kei
文学部卒業して、冴えない仕事を冴えない顔でやってる。スバル持って北海道に移住したい。

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