気がついたらニコニコでドラマCD聞いたり、原作コミックがいつの間にか家にあったりで(もちろん買ってきたわけだが)、今頃ながらはまってます『ローゼンメイデン』。休みの終わりになるとなんかはまりだすんだよなぁ…夏休みのスクイズといい。いや、でもスクイズに較べれば話が平和(でもないか?)、まだマシですが。

で、今日は駅前…じゃなかった駅上の本屋で『SIGHT』買ってきました。ほとんどが保守系で占められる現代の総合誌業界では数少ないリベラル系総合誌…なんですが、別に特集の政治ネタなんてどうでもよくて(笑)、「ブック・オブ・ザ・イヤー」が目当てです。それにしても、『SIGHT』は加藤紘一好きだなぁ(笑)。10年前ならケンカしていてもおかしくない間柄なのに。
なんか世間では終わった人扱いになってますけど、いざ政界再編になったらキーマンになると思いますよ?加藤紘一。

まー、そんな政治ネタはどうでもよくて、「ブック・オブ・ザ・イヤー」。『SIGHT』のブックオブザイヤーは選者が高橋源一郎&斉藤美奈子という(個人的に)おいしい二人なんですよ。正直、高橋&斉藤がオススメするなら読もうと思うし、作家&評論家という組み合わせも面白い。
それになにより、高橋(評論の文)も斉藤も文章が面白いんですよねー、二人ともアイロニーとか使わせたら天才的にうまいし、切れ味は抜群だし(特に斉藤)。評論の文でエンターテインメントになるのはこの二人ぐらいじゃないですかね。
ちなみに、エンタメ部門は大森望&北上次郎。こっちは普通ですね(正直、北上はあまり好きじゃない)。

で、高橋源一郎のセレクトが最高に面白い!1個目が赤木智弘『「ひっぱたきたい世代」は日本を動かすか』で、2個目が東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生』って、どっちも小説じゃねーじゃん(笑)!

赤木智弘は『「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。』を『論座』に掲載してデビューした人。彼の主張は簡単。「同情するなら金をくれ!」ということ。高橋源一郎の比喩を借りれば、「憲法九条よりメシ」(笑)。
衝撃的なタイトルとあまりの簡単な主張に過剰な反応があった文章なんですが、逆に言えばこんな文章でも書かないと話題にならないというのが今の格差社会の現状だったりするわけですよね。こんな滅茶苦茶な文章でも書かないと社会的弱者たちの声は「丸山真男」たちには届かない。
この文章に論理的に反論するのは簡単だけど、そんなことをやったところで意味はない。というか、それをやった途端に「丸山真男」になってしまうというズルイ文章(笑)。
そういう点では高橋源一郎が言うとおり、ある意味評論というよりはもう文学なんですよ、この文章(笑)。雨宮処凛とともに文章を書き続けて言って欲しいと思います。
知的レベルは数段下がっている気がするけど、それも気にしたら負けという…本当にずるいなぁこの文章。それが赤木さんの強みなんですが。

で、今度は頭いいけど、使い方を間違えているような気がする(?)人のお話。『SIGHT』には東浩紀も連載持っていて、『らき☆すた』と『ニコニコ動画』について何か言っていたので引用。

「京アニ作品の特異性はオタクたちがねたにして語りたくなるような、マニアックなフックの多さにある。京アニのスタッフは、いまアニメを作ることが、高品質のコンテンツを作ることにとどまらず、そのまわりに分厚いコミュニケーションの層を作り上げていくことであることを、よくわかっている」
「私たちは、コンテンツよりもコミュニケーションが優位な時代に生きている。小説でもアニメでもゲームでも、あるいは報道番組でも、この国では、いまや、あらゆる文化的な商品がまずネタとして消費されるようになりつつある」で、その最たる例が『ニコニコ動画』であると。

ええと、皆さんどう思いました?というか、多くの人は「何を当たり前のことを…」と思ったんじゃないでしょうか。僕も同じこと思いました(笑)。
『らき☆すた』が実は高品質でないことはみんな気づいてる、本当に面白いのはコメントでありMADであると(笑)。
もちろん『SIGHT』はオヤジ雑誌総合誌なのでこういう説明をわざわざしたんでしょうが。

で、こういう事態の問題点は二つあると。一つは「クリエイターのモチベーション」。二つ目は「海外に輸出できるか?時代を超えられるのか?」という点。

…いやぁ、あなたが書かなくても、みんな薄々この二つの問題点は気づいているって、東さーん、特に後者は。
『SIGHT』での東浩紀はネット社会の代弁者としてしか機能していないのかとすごく残念に思った文章でした。

せっかくニコニコの話が出てきたのでいくつか動画を張っておきます。



↑「分厚いコミュニケーションの層を作り上げていくことであること」



↑素人がF1マシン(しかもチャンピオンマシン!)に乗ってみた動画。うp主が字幕をつけてくれているのが、大変ありがたいです。ある意味、本当の恐怖動画です。

以下どうでもいい自作MADの宣伝



↑案の定、コメがあれてきてます(笑)。



↑素材が余ったので作ってみた。
  
コメント

MAD二つとも拝見させていただきました〜。
いやぁ上手く作ってありますねぇ。
特に刹那ver.では音楽に合わせて刹那が動いているかのような加工がされてて、正直驚きました。
ところで、コメを見るとみんな言葉か世界か刹那かってことになっちゃってますが、乙女が見あたらない……。私が支持する乙女が……。
だからといってKeiさんに乙女ver.も作ってくれというわけではありませんよ。
乙女は唯一誠をふったまともな娘っ子ですから、そんな乙女にあの曲は似合わないでしょう。
しかしコメでひとりぐらい乙女派が現れてもいいんじゃないかと……(ぶつぶつ
---------- 双城真也 [ 編集] URL . 01/08, 09:20 -----
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