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数年振りに『堕落論』読んでみた

2008-05-23(Fri)
http://www.hirokiazuma.com/archives/000139.html渦状言論←CLANNADネタバレ有り

どうも、上記URLの東浩紀ブログで『CLANNAD』のネタバレを食らってしまったKeiです。実は『CLANNAD』まだクリアしておりません…どんだけ長いんだ…。アフターストーリー?まだまだ遠いです…とりあえずアニメ二期開始までは終わらせねば。
しっかし、娘の名前をギャルゲーから付ける親なんて本当にいるんですね。将来、その娘がPC使うようになりググったときに真相が…。

なんか数年振りに坂口安吾『堕落論』読んでみました。多分、前読んだ時は高2?ぐらい。本当に数年振りだなぁ…。
ちなみに、当時、僕が新潮文庫版『堕落論』を読んで最も印象に残ったのは「堕落論」じゃなくて、「教祖の文学」という小林秀雄論の「ぼんくらの目に見えやしないと小林がいうそんな月がいったいそんなステキな月か」というフレーズだったりします。いや、自分でも当時は一体どういうコンテクストで、どういう読み方していたんでしょうね…ハハハ。

戦争に負けたから堕ちるのではないのだ。人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ。だが人間は永遠に堕ちぬくことはできないだろう。なぜなら人間の心は苦難に対して鋼鉄の如くでは有り得ない。人間は可憐であり脆弱であり、それ故愚かなものであるが、堕ちぬくためには弱すぎる。人間は結局処女を刺殺せずにはいられず、武士道をあみださずにはいられず、天皇を担ぎださずにはいられなくなるであろう。だが他人の処女でなしに自分自身の処女を刺殺し、自分自身の武士道、自分自身の天皇をあみだすためには、人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ。そして人の如くに日本も亦堕ちることが必要であろう。堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。政治による救いなどは上皮だけの愚にもつかない物である。
堕落論


前読んだときの印象は「堕落せよ、堕落し続けよ」だったのですが、改めて読むと(真の)「主体」を確立せよ、「自己」を確立せよ、という意味に見えてきた(笑)。

『思想地図』の斉藤哲也氏は「坂口がいう『健全なる動議』から堕落する人間とは、社会的秩序の維持に関心を向けず、もっぱら欲望のままに生きる動物的主体と言い換えてさしつかえなかろう」と言っているんですが、ちょっと引っかかるような気もするけど、東浩紀のいう「動物的主体を確立せよ」ということになるのかな…。
とりあえず、外発的な主体確立なんてダメだろ、と言っていることだけはわかるんですけどね(笑)。
東浩紀の「動物化」の概念をちゃんと理解しなきゃなぁ…コジェーヴを読め、ってことか?

結局、人間余計なことを考えずにさ、思うがままに生きればいいじゃん、ってことか(笑)。
でも、頭のいい高校生が『堕落論』と浅田彰あたり読んだら、ものすごく影響受けそうだなぁ…ホントに。
高校生の読書感想文に『堕落論』と浅田彰の『構造と力』『逃走論』を指定したら、日本と言う国はとんでもない国(多分、悪い方向に・笑)になるんじゃないだろうか…。
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