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擬似同期より真性同期――ユリイカ初音ミク特集号感想part1&コメント返信

2008-12-21(Sun)
xmas2(クリックで拡大)

なんか大学内にクリスマスの装飾?みたいなのがあったので、撮ってみた。こんなリア充的企画を考えたのは誰だ、とか友達としゃべっていたのは内緒で(笑)。
郊外キャンパス的なぬるさに三年も浸っているせいか、めったに祭りという祭りに出会いませんが、それはそれでいいんじゃないかと思っている今日この頃です。

って世間話ついにで書いたら、以下の初音ミク特集号の文章と矛盾してしまいましたが、気にしないでください(笑)。

*初音ミク特集号



『ユリイカ』増刊号、初音ミク特集号を買ってきました。
『ユリイカ』なのに、青土社なのに、ニコニコ市場で100部以上売れていた(!)という逸品です。なのに、生協にはおいてませんでした(図書館にはありましたが)。

ちなみに、上を見てのとおり、ためしに貼ってみたら、ニコニコ市場貼れました(笑)。サーバの負担…とか大丈夫だよね…?

丸々一冊初音ミクについて、しかもほとんど論考という、この密度は『ユリイカ』ならではって感じですね。この濃さは他のサブカルチャー雑誌には出来ないと思います。

目次に出てくる面子を見ると(みなくて、言うまでもないんですが)「初音ミク」という存在、そしてミクブームというものがいかに多くのものを含んでいたか、そしてそれの全体を語ることがいかに難しいか、ということを教えてくれます。初音ミクの一要素に注目して、「これは前からある。全然新しくないじゃん」とか言っている一部の人は自分たちの島宇宙にひきこもっておけばいいと思います。

「東浩紀×伊藤剛×谷口文和×DJ TEXHINORCH×濱野智史」

まあ、なんでこんな辛辣なことをいきなり書いたかと言うと、あまりにも「東浩紀×伊藤剛×谷口文和×DJ TEXHINORCH×濱野智史」対談の谷口さんの態度が微妙だったからなんですが(笑)。
谷口さんの「初音ミクはそんなに問題なのか?」という問いは、この「ユリイカ増刊号初音ミク特集」という場において発するのはあまりにもナンセンスだと思うんですけど。根本的にその問題意識がなかったら、まずこの雑誌出ないって。

*オタク第四世代

…まあ、いいや。そんなこと書いても仕方ない(笑)。僕は音楽についてはまったく無知なんですが、テクノっぽいアイドルとして初音ミクとPerfumeが一緒に出てくるのはいいとしても、先日のゼロアカ同人誌といいこれといい、『ニコ動』とクラブミュージックの話が一緒に出てくるのは何でなんでしょう。みんなで盛り上がるっていうのが構造的に似ているってこと?
DJ文化ってのはリミックス文化なので、オタクのデータベース消費と近い、とかそういう話は聞いたことありますが。あと、あるコードに動物的に萌える、とか(本当かな・笑)。まあ、音ってのは最も身体的に反応しやすいものだとは思いますが(聞いていて気持ちいい、みたいな)。

まあ、オタ曲がクラブでかかるという大変革がいつの間にか起きてるっていうのが驚きです、僕の知らぬ間に。オタク第四世代恐るべし。まあ、まだまだ一部なんでしょうけど。

っていうか、僕も87年生まれのポストエヴァ世代なので十分オタク第四世代の資格はあるはずなんだけどなぁ…。第四世代でも『エヴァ』を通過しているかしていないか、というので大分印象は変わるのかもしれない、とか最近思ってたり。

鈴木謙介曰く「(TV版の)シンジくんは今の中高生にはドン引きされる」らしいので(笑)。←はニコ動に転載されているLifeの「エヴァ」回のリンクですが、ここで言っていることは実感としてはあっていると思う。

*リアルタイムの問題

それはさておき、『アーキテクチャの生態系』で濱野さんが「セカンドライフ」は「真性同期」(つねにリアルタイムで)、「ニコニコ動画」は「擬似同期」(擬似的に同期させている)といって区別しているんですね。

で、なぜ「ニコ動」は成功し、「セカンドライフ」は失敗したか(「セカンドライフ」は世間的には知りませんが、ネット世論的には失敗と判断する人が大半でしょう)。「真性同期」は「祭り」を盛り上げようとしても、常に人がいなければならない、と述べています。それに対して、「擬似同期」の『ニコ動』では、今まさに盛り上がっているように感じる仕組み、言わば擬似的に「祭り」を作れる、だから盛り上がるんだ、みたいなことを言っています。詳しくは『アーキテクチャの生態系』を参照してください。

それが、どうも『ねとすた』に出たあたりから東浩紀が「真性同期」は動物的にコメントを書き込むからつまらない、「擬似同期」の方がコメントを再生をとめて書き込んだりすることが出来るので面白い、みたいないことを言い出した(濱野本にはそんな話なかったはず、多分)。

で、この対談でもあずまんがそんなこと言っているんですが、やっぱり僕は違うと思う。前述の「セカンドライフ」と「ニコニコ動画」の違いについて僕の友達にしたら、「でも、ネトゲーは楽しいじゃん」って返ってきた(笑)。まあ確かに、2chの実況板も楽しい。ニコ動でも今や次々で生放送強化やニコニコ広場みたいなリアルタイムコミュニケーションの強化が始まっていて、実際ユーザー放送も意外と面白かった。

簡単に言ってしまえば、ニコ動のコンテンツをそのコメントまで含めたものとしてみた場合、東はコンテンツ自体を面白くするために擬似同期が有効だと言っているんですよね。
でもさぁ、普通考えれば、ネットユーザーが求めているのは「コンテンツ」じゃなくて、「祭り」であり、「リアルタイムで盛り上がっていること」であり、「繋がり」であり「一体感」じゃないのかって思うんですよね。
つまり、「擬似同期」ってのは、「擬似的に祭り」を生み出せることが凄かったんであって、それはやっぱりリアルタイムの「祭り」(=「真性同期」の祭り)には適わないんじゃないか、と思います。

ユリイカの対談でも濱野智史さんが東さんに釣られていたんですが、そういう祭り(=イベント会場)で自分たちのコメントじゃない、前の回のユーザーのコメントとか流れてきたら、やっぱり興ざめするんじゃないかなぁ…。

なんか、長くなりそうなので、他の論文のコメントは次の記事で。

コメント返信

なんかクロチャンのコメント返信になってますが(笑)。でも、クロチャンについて何かかける気がしないので、今後も感想を書くことないと思います。
あと、あんまりコメント返信にはネタバレは気にしてないので、『CROSS†CHANNEL』未プレイの方はご注意ください。

>双城さん

>とくに冬子と美希が・・・ってちょうどその二人の名前がっ。

ミキミキはいかにも人気ありそうなキャラですよね。冬子はツンデレかと思っていたら、じつはヤンデレだったという…。
そういえば前、某知り合いと「ヤンデレって、リアルだとメンヘラ系だよね」とか言っていたんですが、冬子を見ていると結構当たってるなとか思ったり…。って、ちょっと危険発言だなぁ(笑)。理解が足りないとか言って、どこかから怒られそう(笑)。

>やっぱりそういうシーンがあると萎えるのでは? とか思うんですがそんなことないんでしょうかね。

いやー、僕は仮に買うならリトバス無印よりリトバスエクスタシー買う人ですよ(笑)。クロチャンの場合、エロシーンあった方が、主人公の変態っぷりが際立つような気がするんですけど…。

でも、そうか。終わった後パーと感想サイトを結構回ったんですが、ロミオ変態だろ、とかいうコメントが案外なかったのはみんなPS2版やっているからか…。

>tamakiさん

>自分の感想はやたら感覚的なこと書き過ぎて誇大評価しちゃった感あるのでやっぱりもういっかいやりたい……

僕も大体そんなものですよ。まあ、たまにもっともらしいところからタームを引っ張ってきて、偽装したりはしてますが(笑)。

>そんなわけで一番好きなのは七香です。

七香はいいですよねー。ループものにはあーゆー存在はよくいますが(笑)、その中では一番かわいい(笑)

>ガガガ文庫の「AURA」は当たりでした。

なんかみなさん、推薦されますね。ラノベって普段チェックしているところに入ってないので、気になっているのがあってもスルーしちゃうんですよねー。今度こそ読みます、多分。

>職業ニートさん

>「オタク」と「サブカル」みたいなジャンルの違いって、「秋葉原」「下北沢」みたいな東京の地域性をイメージするとかなり具体的になる気がしますね。
>つまり東京近辺に住んでない人にはわかりにくいのかも知れない。

そうですよねー、僕も最初そう書こうと思ったんですけど、東京の人以外にはわからないなぁ・・・と思って書くのやめたんですよね…。
そんなどうでもいいところを気にしているのは、東京人だけなのかもしれません(笑)。僕の地元なら、ブランドショップと飲み屋街ととらのあなが全部、中心地から半径5km以内にあるので、区別もへったくれもない(笑)。
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