スポンサーサイト

--------(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

思想地図イベント行ってきた。

2009-01-29(Thu)
「アーキテクチャと思考の場所」
浅田彰、磯崎新、宇野常寛、濱野智史、宮台真司、東浩紀

『思想地図』の東工大のイベントに行ってきました。
とにかく人が多かった。600人入るとかいう講堂が開演30分前に満席になるとか…人文系イベントとしては考えられません。

まあ、面倒だし、どうせ他の方やってくれるだろうし、レポートはうpしませんが、適当に感想をば。

*全体感想

なんていうか、ホント四者四様(東&濱野、磯崎、浅田、宮台)のシンポでした。
もうちょっとメンバーは絞った方が密な話は出来たような気がします。まあ、そうなると宮台さんの批判どおり議論自体はますます島宇宙化するわけですが(笑)。
とりあえず、世の中ビッグネームを呼べばいいってだけじゃない、ってのがよくわかりました。まあ、人はそっちの方が来るけど(笑)。

ぶっちゃけ、僕にはこれをまとめるのは無理です。メモみてもコンテクストがいみふだし。コンテクスト(コンテクスチュアリティ)という単語がシンポ中にもとびかっていましたが。

まあ、全体的にはまたまた「公共性」とか「全体性」って言葉が出てきていましたが、なんか結局「何が言いたかったの?」感があったような気もします、はい…。東さんは頑張っていたと思いますけどね。
個人的にはメタフィジカル/フィジカルな話をして欲しかったかな。終盤でそんな話をし始めたので、特に深く話すことなく終わってしまいました。

*基調講演

『アーキテクチャと思考の場所』というタイトルで、「アーキテクチャ」と「思考の場所」(思考がどこに存在しえるのか)について論じるとのこと。というわけで、濱野さんが前者、宇野さんが後者を(おそらく)想定したような基調講演を行いました。

が、結局最後まで宇野さんの講演はほとんど参照されることもなく、本人も最後まで特に喋らず、結局何のために呼んだんだろう状態でした…。ほとんど「思考の場所」みたいな話にならなかったせいでしょうが。パワポの発表資料の中に「アーキテクチャ」の隣に「母性のディストピア」とか書いてあって、「ちょっと乱暴じゃね?」とか思ってたんですが、発表中で特に触れられることもありませんでした。

濱野さんは情報社会論で言われるようなアーキテクチャと、実際の建築(磯崎新を参照しつつ)をつなげるといういい切り口を用意してくれたので、磯崎さんを包摂できるような議論が出来ていたような気がします。磯崎さんが話したことを受けて、東&濱野さんがwebに置き換えて考えるみたいなシーンも結構見られたし。
ぶっちゃけ、最初「生物学のシンポジウムの「化石」」って本人がこのシンポにおける自分の立場を比喩的におっしゃっていて、言い得て妙だなぁ失礼なことを考えていたぐらいなので(「アーキテクチャ」ってついている以上、建築家は呼ぶべきだろう、みたいな・笑)。

*「切断」

まあ、そんなわけで磯崎さんを参照して中盤は「切断」という概念が飛び交ってました。「決定」といってもいいんですが。様々な変化、可能性の中で、どこかで「切断」しなければ、建築として完成しない、と。

それに対して、東さんが、建築は物理的な制限があるからどこかで「切断」しないといけないが、webはほぼ無制限なので、「切断」する必要がないのでは?ということで、例としてあがってたのが、「ログ」。つまり、wikipediaの記事に完成形はなくて、現在の表示されている記事は暫定的な「切断」にすぎない。そして、生成のプロセス(様々な可能性といってもいいと思いますが)がログに残っている、という意見でした。

まあ、最近ニコニコ大百科に入り浸ってる(最近あんまりいってないけど・笑)、一wiki編集者として、様々な可能性の中で、色々検討した上で、形(文章)を決めて決定ボタンをおしているので、もっとログ以上の可能性、生成のプロセスが広がっているんだ!とかどうでもいいことを思ったりもしたんですが(笑)。

「暫定的な切断」(成長可能性と言い換えてもいいのかもしれませんが)っていう考え方はwebを語る上では欠かせないのではないかとは思いました(まあ、「切断」という言葉自体がちょっと「暫定的」ってニュアンスも含んでいる気もしますが)。

*宮台真司と浅田彰

正直、二人とも自分の話をペラペラと喋るので、両方呼ばなくて、どっちかでよかったんじゃないか、って気分もするんですが(笑)。いや、僕は二人とも好きな人ですけどね。

宮台さんは「戦略的なプレーヤーが?」みたいな「またか」みたいな話とか、ベックの『リスク社会論』とかハイエクとかの話をしてました。
途中で「議論自体が島宇宙。今は、公共的スタンスは"痛い"」とか「このシンポジウム失敗じゃね?」みたいなことを言い出して、東さんがキレるなんてわけのわからない展開になったんですが、最後には初音ミクのおかげで、歌謡曲が保存されるようになった、ニコ動に公共性はある!みたいな超文脈依存度の高い話をし出すという展開に。
宮台さんの使い分け素敵だけど、ただ単に、議論をカオスに持っていっただけな気も(笑)。

浅田さんは、よく喋ってた。とにかく、よく喋ってた。
ゲーデルの不完全性定理なんて久方ぶりに聞いた。ただ、やっぱり浅田さんは芸術の人だよねぇ…。非常に「面白い」って単語を使っている印象がありましたが、「カオスで面白いから肯定する」みたいな態度は今の時代では限界なんじゃないのかなぁ。
なんで、この人呼んだんだろう問題PART2(まあ、宇野さんと同じく「思想の場所」の話にならなかったからなんでしょうが)。

*「ニコ動」と「2ch」


シンポの主要な問題自体とは全然関係ないのですが、濱野発言がちょっと面白かったので引用。
「2ch自体はネタにするものが外部に向かいやすかった。が、ニコニコ動画では動画自体にツッコミをいれるので、(炎上などの形で)攻撃が外部に行きにくくなった」、みたいなことを言ってました。

僕が、昔から2chに出入りしながら(今も趣味系の板には出入りはしてますが、ニュー即は近寄らない)、実はあんまり好きじゃなくて、ニコ動の方が好きなのはこれが理由かもしれない、とか思ったり。
正直、「嗤う」ってのはちょっと馴染めないところがあるので。「嗤う」楽しさよりも、「嗤われる」怖さの方が上なんですよね…、個人的に。
それにくらべて、ニコニコは動画自体にツッコミどころがあって、安心して突っこむことができるので、ニコニコの雰囲気は好きです。

ま、2chの一部ではニコニコは嫌われていたりはしますが(笑)。

はい、超どうでもいい話でした。

なんか、どうでもいいことしか書いてない気がしますが、疲れたのでもう寝ます。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

あ、行ったんですか。僕も行きましたよ。
一緒にご飯とか食べればよかったですね^^;

予想通り磯崎新と宇野ちゃんはまったく絡めなくてgdgdだったわけですけど(狙ってやったなら東はひどい興行師w)、個人的には色々思うところがありました。

本ブログはXP+IE7、Firefox3、Safariで一応確認しています。
リンクについては貼るなり外すなりお好きにどうぞ。

▲Pagetop
プロフィール

Kei

Author:Kei
文学部卒業して、冴えない仕事を冴えない顔でやってる。スバル持って北海道に移住したい。

最近の記事
人気エントリー
最近のコメント
コメントのレスは基本、次回記事でします。
古い記事へのコメントも大歓迎です。ただし、その場合はその記事のコメント欄におけるレスになります。
最近のトラックバック
月別アーカイブ
11  10  08  12  10  09  06  03  02  09  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  05 
カテゴリ
リンク
ブログ内検索
カウンター
あなたは
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。