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コミットメントモード村上春樹

2009-02-18(Wed)
maria

何かを間違えて買ってしまった…。シングルCDなんて買ったのはいつ以来だろう。
と思ったら、うちのPCのCD/DVDドライブが不調で読み込めません!まあ、色々手は試して見ますが…。うち、CD再生機もDVD再生機もPCしかないんですよね…。
まあ、CDウォークマンを実家から持ってきた気がするので、探せばどっかにあると思いますが、どこにしまったっけな…。

*村上春樹問題

村上春樹がエレサレム賞受賞した当日はこのブログ史上最大のアクセス数(1日200越え)をはじき出しました。いや、大したことも書いてないし、そもそも受賞する前に書かれた記事なので、まったく検索から来た人が求めるものに合致してないんですけどね。
Google先生しっかりしてよ!(まあ、そんなこと機械に判断しろっていうのが無茶ですが)

壁と卵 池田信夫blog
村上春樹のスピーチを訳してみた(要約時点)進化版しあわせのかたち
もしその「壁」が――その壁にぶつけられる「卵」が壊れてしまうほど――固く、高いものであるならば、どんなに「壁」が正しくとも、どれほど「卵」が間違えていたとしても、僕は卵のそばに立つでしょう。

かの池田信夫先生が絶賛しています!そっちの方が衝撃(笑)。

コミットメントモードの村上春樹という、今の"村上春樹"というものを印象付けたスピーチだったと思います。「村上春樹的」ではない、という感は否めませんが(笑)、僕も素直に絶賛したいと思います。

そういえば、「the system」を朝日新聞は「制度」と翻訳していましたが、ここは「システム」でいいと思います。

事前に、色々とありましたが、このように春樹が受賞式に主席し、イスラエルの政策やパレスチナの武装勢力を批判する(ということに日本のマスコミの報道によると解釈されるっぽい)という展開に終わりました。
そしてそのことへの絶賛がネット界を支配するという、予想通りなのか、ある意味不思議なのか…。

実際、口角泡を飛ばして、イスラエル批判をしたら、失望する春樹ファンなんてどこにもいませんでした…。まあ、ひょっとしたら口角泡を飛ばして批判したわけでもなく、スピーチ自体、村上春樹的な比喩、に包まれていたし、コミットする対象も「世界最強の価値観」(元ネタのブログ)なので、そういう人がいないだけかもしれませんが。

でも、本当にここまで批判が出ないのが意外だった。僕がネット上で見た批判なんて、ほんの数件。
こういう態度はもっと批判が出てもおかしくないと思っていたので。
正直、僕自身、こんな理想論を言って、通用する世の中だと思っていなかったので。それとも、村上春樹だからこそ許される技なんでしょうか。社会学の最終切り札(笑)・「人類教」にすら見えなくもないのに…。

「壁と卵」――いくら「壁」が正しいとしても、「卵」を支持する――非常にいいと思います。ある種の決断を含んでいるような気もします。が、具体的にどういうことなんだろう。『アンダーグラウンド』のように人間を描き続ける、ということなんでしょうか。
これがイスラエル・パレスチナ問題だったから、これだけの支持を集めたのかもしれませんが(*1)、もっと意見が分かれる問題だったらどういう回答を出したのだろう。そして、みんなどのように反応したんだろう。
それこそ、派遣問題とかに――それこそ村上龍が語っているような問題――どのような態度をとるんだろう。

あと、もう一つ気になったところ。

I am grateful to you, Israelis, for reading my books. I hope we are sharing something meaningful. You are the biggest reason why I am here.


ここの部分を皮肉と言っていた人がいましたが、そんなわけがない。そのままの本心でしょう。
どこの国でもそうであるように、イスラエルの国民が、全員同じ思想を持っているわけじゃないわけで、パレスチナと和平を進めるべきだという人たちもそれなりにいるでしょう。

リベラル派とアカデミズム・文壇は基本的には結びつきやすいので、過去の受賞者から見ても(だってソンタグにあげてるんだよ?このままノーチョムとかに上げそうな勢いだよ・笑)、おそらくリベラル派に人たちが村上春樹に賞をあげ、授賞式に出席してるんだと思います。イスラエルを批判するソンタグの講演でも拍手が起きたらしいし、ソンタグの講演にも確か似たような文章あったはず。
なので、皮肉でもなんでもなく、そういった事情がわかった上での本心でしょう。

*1…まずこれがビックリ。そんなにみんなガザ空爆に反対だったのか、というのが驚き(そりゃ、僕も反対だが)。イラク戦争のときのイラク戦争支持者のような人がもっといると思っていた。それなのに、大きな世論という形で表出してない気がする…。
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どうも。あんまり春樹にも中東関係にも詳しくないのですが。
もっともっと批判が飛び交っているのかしらと思っていたら、そうでもないみたいなのが意外です。
最初は受賞するな的なことどこかで言われてたのに、と思ってしまいます。

どうでもいいですけどこの「壁と卵」のスピーチって国語便覧とかに載りそうですね(笑) 大江健三郎の「あいまいな日本の私」や川端康成の「美しい日本の私」みたく。むしろ載って欲しい。

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文学部卒業して、冴えない仕事を冴えない顔でやってる。スバル持って北海道に移住したい。

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