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ドラマ『野ブタ。をプロデュース』&コメント返信

2009-06-07(Sun)
こんばんは、最近澪からあずにゃんに乗り換えました。僕は昔からドジっ子より、出来る子の方が好きな傾向があるみたいです。自分が出来ないからかな(笑)。
そういえば、4月ごろにベースをやるとかいう話があったんですが、未だにはじめてません。

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(2006/04/05)
亀梨和也山下智久

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ゼロ年代の想像力ゼロ年代の想像力
(2008/07/24)
宇野常寛

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『ゼロ年代の想像力』の連載をやっていた当時から気にはなっていたんですが、やっと見たました
このドラマ、2005だったんですね。もっと最近と思ってました。ちょうど、受験期にやってたせいかな。

主人公の修二はクラスの中心的存在であり、それをかなり自覚的にやってる。いわゆるクラス内のキャラ戦争に対して自覚的なプレーヤーである、と。そこに転向初日からイジメを受ける「信子」(野ブタ)を人気者にプロデュースしよう、としている。そこによくわからない孤高の存在・彰が加わり、3人でチームを組むところから話は始まる。

…まあ、亀梨和也に山下智久に堀北真希にと、美男美女勢ぞろいでこんなスクールカースト話をやりやがって!とか思わないでもないですが(笑)。

それはともかく(笑)、その後、修二はある事件をきっかけにクラスの人気者の座から転落していく。そして、クラス内の信頼を失った修二を救ったのはその3人の「チーム」だった、と。宇野常寛の表現を借りれば、クラス内での修二の地位は「キャラクターへの承認」であり、それ自体は「入れ替え可能のもの」だと。それに対して、「チーム」は本来はキャラ戦争のための共同体に過ぎなかったわけですが、チームで行動した結果、それ自体が「入れ替え不可能」なものになっていた、と。
(宇野常寛はその「入れ替え不可能性」を担保するものとして、「終わり」と「誤配」を重要視する。だからこそ、死という「終わり」の入った『木更津キャッツアイ』を重要視する。その理由が今の僕には今一つ理解できない。どうも、過去にコミュニティで泥沼の体験をしているのがトラウマ化しているらしい。「誤配」はわからないでもないんだけど、「終わり」ね…)

この作品の原作は文藝賞を受賞した白岩玄の同名小説ですが、そちらではキャラ戦争に敗れて破滅的な結末を迎えているらしい(読んでないけど、宇野常寛曰く)。それを「入れ替え不可能な共同体」を導入することによって、新たな希望を導入したのがドラマ版ということらしい。
作品設定自体は面白かったし、正直その解決法はそんなに新しいとは思わないけれど、有効。

ただ、この作品見てて思ったことは、この登場人物たち妙に強いなー、ってこと。たとえば、主人公の友達というポジションの彰。
彰は完璧な強度を備えてる。彰はクラスの中でクラス内のスクールカーストの上でも下でもなくて「横」、というかややはみ出たポジション、いわば「変なキャラ」というポジションをゲットしている。このポジションにいたからこそ、「入れ替え不可能なコミュニティ」というものの意味を理解していたともいえる。
ひそかに「キャラ戦争」を横目で見ながら、「キャラ戦争」から逃れることが出来るポジションってのは一番お得なポジションなんだけど、そのキャラをやっていくのは本当に難しいし、かなりの強度をもってないとならない(もちろん、「変なキャラ」というポジションをゲットしてるわけだから、決して「逃れられている」わけではないが、バトルロワイヤル状況から逃れることが出来ている)。

それに比べて言うまでもなく、信子は弱い。弱いんだけど、自分の弱さを認める強さを持っている。こういう形で同級生に「救われる」なんて、結構プライドがズタズタになってもおかしくないんじゃないか、って思っちゃう。僕が進学校出身でプライドが制服着て歩いてるような奴らの中で生きてきたからかもしれないけど。

この作品自体は面白かったし、興味深かったけれども、どうしても僕から見ると引っかかる点があるんだよなぁ。
田中ロミオ『AURA』って「普通のやり方教えて」が確か最後の台詞だったんだけど、何で野ブタ。は「普通」っていう単語を口に出さなかったんだろう。

この辺の気になる話をいつかまとめてエントリに書きたい…って言って書いた試しがないんだよなぁ(笑)。

…あと、どうでもいいけど、これ典型的なセジウィックの「男同士の絆」の図式だよね…ジェンダー論のレポートこれで書けば手っ取り早く終わっただろうなー(笑)。

コメント返信

>Eiじさん

>ええと…難しいエントリですな。 うかつに何か言うとヤケドしそうな…。

全く同感です(笑)。この辺、うかつに触るとやけどしそうです…。こんな最果てのブログだったら何かいても問題ないかなー、と思って書いてしまいました(笑)。

>フェミ的批判についてですが、ロジックこねて批判するよりはストレートに「オタクキモイ」って言うほうがまだいいんじゃないかと…言われる側の意見。

それは思いますね。オタク批判するためにロジックを立てている人が多すぎるのが何とも…。

>Keiさんのおっしゃるように面白いフェミニズム批評もあるので『全部やめてくれ』とは言えませんが。面白ければいいのか?って言われると…う?ん僕はいいんだけど…w

フェミニズムが社会的に影響力を持って実際の政策とかに反映されるとなるとまた難しい問題になるとは思います。っていうか、丁度陵辱ゲー規制の話が本格的になってきた頃にエントリを書いてしまったという(笑)。時期が何気に最悪でした(笑)。

>そんな圧力がw 今の学生さんもいろいろ大変ですね。

本当にそうなのかはわかりませんけどね(笑)。ただ、結構そういう「まわりにオタク多すぎてオタクが嫌だ」的な話は結構聞きます。もう、こっちにくればいいじゃない。
というか、オタクネタがある程度コミュニケーションツール化している側面もあったりしますしね…今や。

コメントありがとうございました。
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