アスカをかえせえええええええ――『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』感想
2009-07-01(Wed)
今話題の『ヱヴァンゲリヲン:破』を新宿ミラノ座で見てきました。なお、コメント返信は一個下の記事でしています。
感想は一言。映画としては本当に良かった!素晴らしかった!あることを除いては…。
という感じでしょうか。基本的にオススメできます。
以下「続きを読む」でネタバレ感想です。
このネタバレ感想はその「あること」について基本的に書いてます。僕はエヴァに関してはこれっぽちも冷静になれない人なので(笑)。
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感想は一言。映画としては本当に良かった!素晴らしかった!あることを除いては…。
という感じでしょうか。基本的にオススメできます。
以下「続きを読む」でネタバレ感想です。
このネタバレ感想はその「あること」について基本的に書いてます。僕はエヴァに関してはこれっぽちも冷静になれない人なので(笑)。
.
アスカをかえせえええええええええええええええ!
以上。
ってのはさすがに冗談ですが、アスカ派にとって見れば地獄…は言い過ぎにしても、衝撃的な内容だったのではないでしょうか。僕がヱヴァ破を見終わって、最初に感想を見に行った場所ははてブでもブログでもなく、アスカのコミュニティでした(笑)。
アスカコミュのコメントには「マリ死ねばいいのに」とかあって、ぶっちゃけ僕も劇中見ながら思ってました(マリファンの皆様すみません)。とにかく、アスカから出番を弐号機を奪っておいて、のうのうと生きているマリに…もう「アスカがこんな状態なんだから、お前も〜」って気分。滅茶苦茶、理不尽なこと言ってますけどね(笑)。
で、最後シンジくん覚醒して、アスカを放っておいて、「綾波をかえせええええええ」ですからね…。もう、これはアスカ派への当てつけだろう、と(笑)。まあ、そんな感想はアスカ派の1人として思ったわけです。というか、次回予告無かったら、絶対二回見ようと思わなかった(笑)。
そんなアスカ3号機搭乗事件から感想を語ってみたいと思います。
*何故3号機の搭乗者にアスカが選ばれたのか。
これについては鶴巻監督がパンフレットで「プロットのアスカは登場シーンや台詞は多いものの、物語上の役割が与えられていない。はっきりいえば脇で騒いでいるだけのキャラになっているように感じました。アスカは人気のキャラクターなんだから、物語にもっと関わって欲しい」と述べています。
いや、これだったら脇で笑って騒いでくれてた方が良かったよ!
という愚痴はともかく、非常に3号機の搭乗者変更は効果的だった。
たとえば、序―破の流れで見たときに、序ではトウジが電話をかけてくるシーンが省かれていたりする(僕の記憶が正しければ)。
そういう感じで、トウジとシンジの関係っていう側面が薄くなっていたので、3号機にトウジを乗せてもインパクトは薄かった、と思います(大体、同じ事をやっていてもインパクトは薄かった)。実際、鶴巻監督の「尺の関係でシンジ、アスカ、トウジは同時に描けない」というパンフのコメントもあります。
で、ここで使われたのがアスカというキャラだったわけですが、では何故アスカだったのか。
トウジとシンジの絡みという関係が薄くなっていた、という話と同じく、「破」でもやっぱりシンジとアスカの関係は結構薄かった。というよりも、「破」ではほとんどアスカがシンジに一方的に好意をしめすだけで、『瞬間、心重ねて』の回やキスをするシーン(第15話『嘘と沈黙』)のような双方向のコミュニケーションのシーンが少なかったように思います(シンジと綾波の関係は重要な要素はきっちり残った上に新イベントまであったりと、変化はありましたが深い関係を築いています)。
アニメでは途中から出てきて、すぐ死んでいく、いわば死ぬために出てきたようなキャラクターがよくいますが、「序―破」だけを見れば、アスカはそのようなキャラクターに見えてもおかしくない。これは尺の関係である程度仕方ないとは思いますが(アスカの露骨な"デレ"もそういう尺のなかで描かれたものなんでしょう)。
そういう状況でも非常にインパクトを持ったアスカ殺害シーン(実際には死んでませんが)。じゃあ、このインパクトはどこから来るかというと、やっぱり旧世紀版の「アスカの存在感」「アスカの人気」に頼ったものだったんじゃないか、と思います。
*旧世紀版におけるアスカ
TVシリーズと旧劇場版をあわせたうまい言い方はないかと思ってたんですが、庵野監督が「旧世紀版」と呼称したいようなので、それにのっかってみる。
旧劇場版において、レイは「母性」、アスカは「他者性」という役割が張られ、ラストは「お母さん、さよなら」(TVシリーズ最終話)、で、最後の台詞「気持ち悪い」に象徴されるような強烈な他者が残りました。
旧劇場版がオタクにとって裏切りだった、と語られることは多いですが、アスカ派だけは違うロジックを持ちえたんですよね。つまり、「俺たちは母性のユートピアと決別し、他者性を受け入れた上でアスカを愛するぜ」というロジック。シンジくんはアスカでオナニーしていたりして、それを知られた上で云々ってのは欺瞞も甚だしい気もしますが(笑)、綾波派と違って、アスカ派の方が旧劇場版のラストを受け入れやすかった。そもそも、旧劇場版ってのはアスカスペシャルみたいな要素すらある。
つまり、アスカ派っていうのは、あの劇場版に受け入れたふりをしつつ裏切られなかった人たちだった。ぶっちゃけた話、「他者と向き合えというのがエヴァのメッセージだったわけで、綾波派の奴らよりも『エヴァ』をわかってる」とか気持ち悪い自意識を持っていたり、とか(笑)。
でも、「旧劇場版」で唯一救われたアスカ派は、「新劇場版」で本当の意味で裏切られた。アスカ派にとっての、本当の『The End of Evangelion』は『破』だったのではないかなー、と思います。
正直、僕はこれをスタッフがわざとやったこととは思ってない。パンフの鶴巻発言や貞元版のエヴァを見る限り、スタッフにはアスカは「非常に人気のある2番手ヒロイン」としてしか扱われてない。
だからこそ、ああいう割り振りが出来たと思うんですが、アスカ派はここで本当に「エヴァ」に裏切られた。今更ですが、こういう「裏切り」を無意識的にやってしまえるスタッフだったからこそ、『エヴァ』は傑作になったんだと思います。
今回、庵野監督は「エンターテインメントとしての『エヴァ』をつくる」と確か始まる前に宣言していました。僕は監督の言葉をそのまま受け取るのはあまり好きではないのですが(だって意図したことが表現できているとは限らないので)、今回は『破』の終盤のストーリーだけ見ると、確かに「主人公がメインヒロインの少女を必死に助ける」という非常にエンターテインメントとしてオーソドックスなつくりがされてる。
これが驚きを持って受けいられるのは、旧世紀版のシンジくんとの比較でみんな見るからであって、純粋に「序―破」だけ見たら、非常によく出来たエンターテインメントだと思います。
アスカを放っておいて、「綾波をかえせえええええ」というフレーズもアスカ派(というかLAS)にとっては悪夢だけど(笑)、エンターテインメントとしての基本と言える。
「裏切り」の「エヴァ」と「エンターテインメント」の「ヱヴァ」の狭間で、苦しんでしまったのがアスカであり、アスカファンだったような気がします。
*予告編のアスカ
上の文章書いていて、「これは実は〜に違いない」系の考察は綺麗さっぱり無視しました。これは「破」の時点での感想なので、それは重要ではないと思ったので。
ただ、さすがに予告編に出てきた眼帯アスカには言及しないわけにはいかないでしょう。僕は映画最後まで結構最悪な気分で見ていたわけですが、予告編でどれだけ救われたことか。
が、しばらくして、この破で出てきたアスカと予告編のアスカが違うアスカである可能性も思いつきました。実際、先読み考察系だと、予告編のアスカは惣流・アスカ・ラングレーなんじゃないか、という意見も多い(旧劇アスカは片目を損傷してますしね)。
が、実際そうであっても、アスカの人格を持って出てきた式波・アスカ・ラングレーを「違うアスカ」だと切り捨てれる人はいないでしょう。まあ、そういうわけで、その辺を区別せずに書きました。
*その他気づいたこと
・綾波レイ
これだけアスカに言及しておいて、綾波の感想が小見出し扱い(笑)。綾波レイに関して言えば、前作よりも「人間的」になってきた、という感想が圧倒的でしょう。アスカにビンタされる時に、綾波がそれをとめたことには本当に驚きました。
それがゲンドウに仕組まれたものなのかはともかく、「綾波レイ」という人格が前面に出てきたとこや、「綾波をかえせえええええ」でシンジくんが綾波を助け出したりと、「綾波」から「母性」のイメージはなくなってきたのかなぁ、と思いました。
まあ、ユイさんのクローンであることはゲンドウとの食事シーンで仄めかされていますが、「母」でもあり「綾波レイ」でもあった前作の「綾波レイ」にくらべれば、「母」の役割はおろされるのかなー、と。雑巾絞るシーンもなくなってましたしね。
そもそも旧版の時点で、「保護欲」を駆り立てるような綾波レイに、母のイメージを被せるってことに、ちょっと無理なところがあったと思ったりもしてたんですが。
同時にアスカも結構前作に比べればデレデレで「理解できない他者」というイメージもなくなりそう。そもそも、ツンデレが萌え要素として確定してしまっている現代では、アスカがいくら突っ張ったところで、「ツンデレ」にしかとられないし、アスカのキャラでは強烈な「他者」を描くことが出来ないと思います。
その役割は理解不可能行動のマリに移行しそう。
・ラブコメパート
ラブコメパートを見つつ、あまりにも展開が「どこのハーレムアニメだよ」的に甘かったので、ニヤニヤしながらも、どこか恐怖の目線で見てました。それが、こんな形でしっぺ返しされるとは…。
見てて思い出したのが『RE-TAKE』という同人誌で、これもアスカとシンジがいい感じになったところでメタ視点から裏切られる、という話でそれを思い出しました。
でも、やっぱりアスカかわいかったよ!
・音楽
マリの鼻歌にも驚きましたが(笑)、『今日の日はさようなら』と『翼をください』の演出にはびっくりしました。戦闘シーンに直接BGMを流すとは…。
特に『今日の日はさようなら』はアスカへの鎮魂歌状態で、アスカ派にとってこれはトラウマになるレベル(笑)。
って、Youtubeの『今日の日はさようなら』がエヴァコメでうまってる件。これ、改めて聞いたら、友達への歌だもんなぁ………。
・アスカコミュにもかけなかった愚痴
…じ、実は普段のアスカも僕は好きですが、22話(精神崩壊アスカ)が一番好きだったり(笑)。
今回のアスカはエリート意識をTV版の時よりも強調して描かれていましたが、そういうエリート意識の裏にある脆さというものも僕は好きだったので、そういうのがあまり描かれないのは残念…。
ただ、そういうものをミサトへの電話などで、自分で乗り越えようとしているのはいいですよね。ま、その直後にあんなことがあったんですけど………。
・シンジくん覚醒問題
これは「序」の頃からある程度、覚悟もしていたので、それほど何とも思いませんでした。旧エヴァを見たときから僕が成長したことや社会情勢の変化(宇野さんに乗っかるのもあれだけど・笑)を考えれば、十分受け止められました。
ちなみに、ヱヴァ感想の中で最も同意できたのは
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観に行って ・・・絶望した!(半分だけ)」
でした。
エヴァにどハマリしたゆえの苦悩…。すごく、よくわかります。実際、映画としては本当に素晴らしい出来だったと思います。
アスカをかえせえええええええええええええええ!
以上。
ってのはさすがに冗談ですが、アスカ派にとって見れば地獄…は言い過ぎにしても、衝撃的な内容だったのではないでしょうか。僕がヱヴァ破を見終わって、最初に感想を見に行った場所ははてブでもブログでもなく、アスカのコミュニティでした(笑)。
アスカコミュのコメントには「マリ死ねばいいのに」とかあって、ぶっちゃけ僕も劇中見ながら思ってました(マリファンの皆様すみません)。とにかく、アスカから出番を弐号機を奪っておいて、のうのうと生きているマリに…もう「アスカがこんな状態なんだから、お前も〜」って気分。滅茶苦茶、理不尽なこと言ってますけどね(笑)。
で、最後シンジくん覚醒して、アスカを放っておいて、「綾波をかえせええええええ」ですからね…。もう、これはアスカ派への当てつけだろう、と(笑)。まあ、そんな感想はアスカ派の1人として思ったわけです。というか、次回予告無かったら、絶対二回見ようと思わなかった(笑)。
そんなアスカ3号機搭乗事件から感想を語ってみたいと思います。
*何故3号機の搭乗者にアスカが選ばれたのか。
これについては鶴巻監督がパンフレットで「プロットのアスカは登場シーンや台詞は多いものの、物語上の役割が与えられていない。はっきりいえば脇で騒いでいるだけのキャラになっているように感じました。アスカは人気のキャラクターなんだから、物語にもっと関わって欲しい」と述べています。
いや、これだったら脇で笑って騒いでくれてた方が良かったよ!
という愚痴はともかく、非常に3号機の搭乗者変更は効果的だった。
たとえば、序―破の流れで見たときに、序ではトウジが電話をかけてくるシーンが省かれていたりする(僕の記憶が正しければ)。
そういう感じで、トウジとシンジの関係っていう側面が薄くなっていたので、3号機にトウジを乗せてもインパクトは薄かった、と思います(大体、同じ事をやっていてもインパクトは薄かった)。実際、鶴巻監督の「尺の関係でシンジ、アスカ、トウジは同時に描けない」というパンフのコメントもあります。
で、ここで使われたのがアスカというキャラだったわけですが、では何故アスカだったのか。
トウジとシンジの絡みという関係が薄くなっていた、という話と同じく、「破」でもやっぱりシンジとアスカの関係は結構薄かった。というよりも、「破」ではほとんどアスカがシンジに一方的に好意をしめすだけで、『瞬間、心重ねて』の回やキスをするシーン(第15話『嘘と沈黙』)のような双方向のコミュニケーションのシーンが少なかったように思います(シンジと綾波の関係は重要な要素はきっちり残った上に新イベントまであったりと、変化はありましたが深い関係を築いています)。
アニメでは途中から出てきて、すぐ死んでいく、いわば死ぬために出てきたようなキャラクターがよくいますが、「序―破」だけを見れば、アスカはそのようなキャラクターに見えてもおかしくない。これは尺の関係である程度仕方ないとは思いますが(アスカの露骨な"デレ"もそういう尺のなかで描かれたものなんでしょう)。
そういう状況でも非常にインパクトを持ったアスカ殺害シーン(実際には死んでませんが)。じゃあ、このインパクトはどこから来るかというと、やっぱり旧世紀版の「アスカの存在感」「アスカの人気」に頼ったものだったんじゃないか、と思います。
*旧世紀版におけるアスカ
TVシリーズと旧劇場版をあわせたうまい言い方はないかと思ってたんですが、庵野監督が「旧世紀版」と呼称したいようなので、それにのっかってみる。
旧劇場版において、レイは「母性」、アスカは「他者性」という役割が張られ、ラストは「お母さん、さよなら」(TVシリーズ最終話)、で、最後の台詞「気持ち悪い」に象徴されるような強烈な他者が残りました。
旧劇場版がオタクにとって裏切りだった、と語られることは多いですが、アスカ派だけは違うロジックを持ちえたんですよね。つまり、「俺たちは母性のユートピアと決別し、他者性を受け入れた上でアスカを愛するぜ」というロジック。シンジくんはアスカでオナニーしていたりして、それを知られた上で云々ってのは欺瞞も甚だしい気もしますが(笑)、綾波派と違って、アスカ派の方が旧劇場版のラストを受け入れやすかった。そもそも、旧劇場版ってのはアスカスペシャルみたいな要素すらある。
つまり、アスカ派っていうのは、あの劇場版に受け入れたふりをしつつ裏切られなかった人たちだった。ぶっちゃけた話、「他者と向き合えというのがエヴァのメッセージだったわけで、綾波派の奴らよりも『エヴァ』をわかってる」とか気持ち悪い自意識を持っていたり、とか(笑)。
でも、「旧劇場版」で唯一救われたアスカ派は、「新劇場版」で本当の意味で裏切られた。アスカ派にとっての、本当の『The End of Evangelion』は『破』だったのではないかなー、と思います。
正直、僕はこれをスタッフがわざとやったこととは思ってない。パンフの鶴巻発言や貞元版のエヴァを見る限り、スタッフにはアスカは「非常に人気のある2番手ヒロイン」としてしか扱われてない。
だからこそ、ああいう割り振りが出来たと思うんですが、アスカ派はここで本当に「エヴァ」に裏切られた。今更ですが、こういう「裏切り」を無意識的にやってしまえるスタッフだったからこそ、『エヴァ』は傑作になったんだと思います。
今回、庵野監督は「エンターテインメントとしての『エヴァ』をつくる」と確か始まる前に宣言していました。僕は監督の言葉をそのまま受け取るのはあまり好きではないのですが(だって意図したことが表現できているとは限らないので)、今回は『破』の終盤のストーリーだけ見ると、確かに「主人公がメインヒロインの少女を必死に助ける」という非常にエンターテインメントとしてオーソドックスなつくりがされてる。
これが驚きを持って受けいられるのは、旧世紀版のシンジくんとの比較でみんな見るからであって、純粋に「序―破」だけ見たら、非常によく出来たエンターテインメントだと思います。
アスカを放っておいて、「綾波をかえせえええええ」というフレーズもアスカ派(というかLAS)にとっては悪夢だけど(笑)、エンターテインメントとしての基本と言える。
「裏切り」の「エヴァ」と「エンターテインメント」の「ヱヴァ」の狭間で、苦しんでしまったのがアスカであり、アスカファンだったような気がします。
*予告編のアスカ
上の文章書いていて、「これは実は〜に違いない」系の考察は綺麗さっぱり無視しました。これは「破」の時点での感想なので、それは重要ではないと思ったので。
ただ、さすがに予告編に出てきた眼帯アスカには言及しないわけにはいかないでしょう。僕は映画最後まで結構最悪な気分で見ていたわけですが、予告編でどれだけ救われたことか。
が、しばらくして、この破で出てきたアスカと予告編のアスカが違うアスカである可能性も思いつきました。実際、先読み考察系だと、予告編のアスカは惣流・アスカ・ラングレーなんじゃないか、という意見も多い(旧劇アスカは片目を損傷してますしね)。
が、実際そうであっても、アスカの人格を持って出てきた式波・アスカ・ラングレーを「違うアスカ」だと切り捨てれる人はいないでしょう。まあ、そういうわけで、その辺を区別せずに書きました。
*その他気づいたこと
・綾波レイ
これだけアスカに言及しておいて、綾波の感想が小見出し扱い(笑)。綾波レイに関して言えば、前作よりも「人間的」になってきた、という感想が圧倒的でしょう。アスカにビンタされる時に、綾波がそれをとめたことには本当に驚きました。
それがゲンドウに仕組まれたものなのかはともかく、「綾波レイ」という人格が前面に出てきたとこや、「綾波をかえせえええええ」でシンジくんが綾波を助け出したりと、「綾波」から「母性」のイメージはなくなってきたのかなぁ、と思いました。
まあ、ユイさんのクローンであることはゲンドウとの食事シーンで仄めかされていますが、「母」でもあり「綾波レイ」でもあった前作の「綾波レイ」にくらべれば、「母」の役割はおろされるのかなー、と。雑巾絞るシーンもなくなってましたしね。
そもそも旧版の時点で、「保護欲」を駆り立てるような綾波レイに、母のイメージを被せるってことに、ちょっと無理なところがあったと思ったりもしてたんですが。
同時にアスカも結構前作に比べればデレデレで「理解できない他者」というイメージもなくなりそう。そもそも、ツンデレが萌え要素として確定してしまっている現代では、アスカがいくら突っ張ったところで、「ツンデレ」にしかとられないし、アスカのキャラでは強烈な「他者」を描くことが出来ないと思います。
その役割は理解不可能行動のマリに移行しそう。
・ラブコメパート
ラブコメパートを見つつ、あまりにも展開が「どこのハーレムアニメだよ」的に甘かったので、ニヤニヤしながらも、どこか恐怖の目線で見てました。それが、こんな形でしっぺ返しされるとは…。
見てて思い出したのが『RE-TAKE』という同人誌で、これもアスカとシンジがいい感じになったところでメタ視点から裏切られる、という話でそれを思い出しました。
でも、やっぱりアスカかわいかったよ!
・音楽
マリの鼻歌にも驚きましたが(笑)、『今日の日はさようなら』と『翼をください』の演出にはびっくりしました。戦闘シーンに直接BGMを流すとは…。
特に『今日の日はさようなら』はアスカへの鎮魂歌状態で、アスカ派にとってこれはトラウマになるレベル(笑)。
って、Youtubeの『今日の日はさようなら』がエヴァコメでうまってる件。これ、改めて聞いたら、友達への歌だもんなぁ………。
・アスカコミュにもかけなかった愚痴
…じ、実は普段のアスカも僕は好きですが、22話(精神崩壊アスカ)が一番好きだったり(笑)。
今回のアスカはエリート意識をTV版の時よりも強調して描かれていましたが、そういうエリート意識の裏にある脆さというものも僕は好きだったので、そういうのがあまり描かれないのは残念…。
ただ、そういうものをミサトへの電話などで、自分で乗り越えようとしているのはいいですよね。ま、その直後にあんなことがあったんですけど………。
・シンジくん覚醒問題
これは「序」の頃からある程度、覚悟もしていたので、それほど何とも思いませんでした。旧エヴァを見たときから僕が成長したことや社会情勢の変化(宇野さんに乗っかるのもあれだけど・笑)を考えれば、十分受け止められました。
ちなみに、ヱヴァ感想の中で最も同意できたのは
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観に行って ・・・絶望した!(半分だけ)」
でした。
エヴァにどハマリしたゆえの苦悩…。すごく、よくわかります。実際、映画としては本当に素晴らしい出来だったと思います。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 感想
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[脊髄反射]【エヴァ破ネタバレ】式波アスカと惣流アスカ
ひどい……またアスカだよ。 あのですね。アスカ派のとあるコミュニティでのことなんですが。 「式波アスカは波の字が示す通りクローンである。オリジナルは惣流アスカであり、次回予告の盲アスカこそ惣流アスカであり彼女はハッピーエンド式波は残念でした」 みたいなこと
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まずはお久しぶりですと挨拶させていただきましょう、双城です。
さて、私も映画見に行ってきたわけですが、そのため以下のコメントにはネタバレがあります。
まぁこんな断り書く必要性は、この記事読んでる人に対しては無いのでしょうけど、次の理由から書かざるをえなかったりします。
Keiさん、私はこの記事のタイトルを映画を見に行く前に読んでしまったんですよ。
これ以上は言いません。どうかお察し下さい。
ただ、Keiさんが余程の衝撃を受けてどうしようもなかったであろうこともお察しします。
では映画の中身について。
一言で言うならただのエンターテインメントでしたね。
個人的には今まで興味の無かったレイに惚れそうになりました。アスカよりもむしろレイの変化のほうが個人的には衝撃が強がったです。
ですからむしろ『破』には、文句どころか賛辞を述べたいと思います。
ただ、もはやエヴァではなく、純粋なエンターテインメント・アニメとしてしか見れなさそうだという、残念な気持ちもあります。
いわば、原作小説をジャニーズ主演でドラマ化したそのドラマといった感じでしょうか。
まぁ、完結するまでこの感想が持続するかどうかはまだ分からないですけど
さて、私も映画見に行ってきたわけですが、そのため以下のコメントにはネタバレがあります。
まぁこんな断り書く必要性は、この記事読んでる人に対しては無いのでしょうけど、次の理由から書かざるをえなかったりします。
Keiさん、私はこの記事のタイトルを映画を見に行く前に読んでしまったんですよ。
これ以上は言いません。どうかお察し下さい。
ただ、Keiさんが余程の衝撃を受けてどうしようもなかったであろうこともお察しします。
では映画の中身について。
一言で言うならただのエンターテインメントでしたね。
個人的には今まで興味の無かったレイに惚れそうになりました。アスカよりもむしろレイの変化のほうが個人的には衝撃が強がったです。
ですからむしろ『破』には、文句どころか賛辞を述べたいと思います。
ただ、もはやエヴァではなく、純粋なエンターテインメント・アニメとしてしか見れなさそうだという、残念な気持ちもあります。
いわば、原作小説をジャニーズ主演でドラマ化したそのドラマといった感じでしょうか。
まぁ、完結するまでこの感想が持続するかどうかはまだ分からないですけど
Re: タイトルなし
普段は、次記事にコメント返信を書いていますが、この記事はネタバレの観点からここにレスをさせていただきます。
>BigHopeClasicさん
コメントありがとうございます。シークレットですので、引用返信は控えさせていただきますが、読ませていだたきました。
もちろん、色んな考え方もありで、「アスカ派」とか「LAS」とかを主語にしてしまうのは、後からみて失敗だったなぁ(「私は〜」とすべきでした)、と思いますが、その時の感情で書いてしまったものとしてご理解ください。
>双城さん
> Keiさん、私はこの記事のタイトルを映画を見に行く前に読んでしまったんですよ。
これぐらいなら、ネタバレにならないかな、と思ってタイトルにしてしまったんですが、うーん、やっぱりなってしまったでしょうか。すみません。
> ただ、もはやエヴァではなく、純粋なエンターテインメント・アニメとしてしか見れなさそうだという、残念な気持ちもあります。
今回、エンターテインメントアニメだったということは同意します。が、今回、一番面白かったのはエンターテインメントである新劇場版と旧TV版のズレだったのではないか、という気がします。本記事もアスカばかりに注目して、そうは見えないかもしれませんが(笑)、そういうズレに注目した(つもりの)記事です。
アスカもまさにそのズレの狭間に陥ってしまったキャラということも出来ると思います。
そういう意味でも、そう簡単なエンターテインメントアニメだったとはいえないのではないでしょうか?…って矛盾してますが。
>BigHopeClasicさん
コメントありがとうございます。シークレットですので、引用返信は控えさせていただきますが、読ませていだたきました。
もちろん、色んな考え方もありで、「アスカ派」とか「LAS」とかを主語にしてしまうのは、後からみて失敗だったなぁ(「私は〜」とすべきでした)、と思いますが、その時の感情で書いてしまったものとしてご理解ください。
>双城さん
> Keiさん、私はこの記事のタイトルを映画を見に行く前に読んでしまったんですよ。
これぐらいなら、ネタバレにならないかな、と思ってタイトルにしてしまったんですが、うーん、やっぱりなってしまったでしょうか。すみません。
> ただ、もはやエヴァではなく、純粋なエンターテインメント・アニメとしてしか見れなさそうだという、残念な気持ちもあります。
今回、エンターテインメントアニメだったということは同意します。が、今回、一番面白かったのはエンターテインメントである新劇場版と旧TV版のズレだったのではないか、という気がします。本記事もアスカばかりに注目して、そうは見えないかもしれませんが(笑)、そういうズレに注目した(つもりの)記事です。
アスカもまさにそのズレの狭間に陥ってしまったキャラということも出来ると思います。
そういう意味でも、そう簡単なエンターテインメントアニメだったとはいえないのではないでしょうか?…って矛盾してますが。
本ブログはXP+IE7、Firefox3、Safariで一応確認しています。
リンクについては貼るなり外すなりお好きにどうぞ。



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