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やれやれ、またセカイ系かよ

2006-11-25(Sat)
どうも台所の戸棚の中から賞味期限切れのチキンラーメンを発見したKeiです。つーか、インスタントラーメンの賞味期限が半年もないのは意外でした。

はい、そんなわけで、がんがん行きましょ書評。
というわけで、今回はこの方

好き好き大好き超愛してる。 好き好き大好き超愛してる。
舞城 王太郎 (2006/08/08)
講談社

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数ヶ月前に渋谷のブックファーストで買ってそのまま積ん読になっていた本です。ようやく昨日、駅前のマックで読みました(まあマックで全部読んだわけじゃないけど)。

は!?またセカイ系?でも、佐藤友哉よりも痛々しさが目立つような…

ハルヒ、ユヤタンと続いてまたセカイ系。誰か僕にセカイ系以外の小説を読ませてください(つーか、自分の選択のせいか)。もうキミと僕がセカイの命運を握るなんて言う小説はいいよ。せめて、日本の命運ぐらいにしておけばいいのに(笑)。
それはともかく、一応二本立てになっているのでそれぞれに一応コメント。

・「好き好き大好き超愛してる」

表題作です。芥川賞ノミネート作です。石原慎太郎にぼろくそに言われた作品です。
「愛は祈りだ。僕は祈る。」とのっけから言われてもね…、いや、そのあからさまなメッセージ性をたたき付けて、話を暴走させて、えーと…これ以上は概念を言語化できない(長門有紀)ので、省略します。でも、個人的には正直最後まで空回りのオンパレードっていう感じを受けました。
舞城作品の持つ強いメッセージ性というのは、その性質ゆえに評価の読者依存度が高いような気がします。僕が舞城作品で一番好きなのは『世界は密室で出来ている。』なのですが、「世界?」が持つメッセージ性がその時の自分にうまくマッチしたせいだと思うんですよね。それに対して、『阿修羅ガール』なんかは「?」という感じがあり、最後まで空回りし続ける印象がありました。この作品も『阿修羅ガール』を読んだ時と似たような印象を受けました。
つまり、舞城の放つ強いメッセージは、受け取る相手次第によって大きく評価が異なるのでは?ということをいいたいわけです。相手が受け取ってくれるとその明確なメッセージ性のもとで、その作品が楽しめます。それに対して、受け取る側の状況によって受け取ってくれないと、どうしても単なる馬鹿騒ぎにしか見えないのが舞城作品の特徴なのかもしれません。
僕にとっては、「世界?」は前者の作品であり、「阿修羅?」やこの作品は後者だということです。

つまり、端的な結論を出すなら、僕が今恋をしていないので、この作品は何の感動ももたらさなかった、ということですが(笑)。

・「ドリル・ホール・マイブレイン」

僕はこっちの作品を指してセカイ系はどうでもいいよ、と冒頭に書いたわけですが…。超簡潔な結論を出すならば「フロイト先生も大笑い」(キョン)みたいな作品である。
別にこの作品に限っての事ではないが、セカイ系の一つの特徴として、「セカイ」よりも「自分とその周りの人を最優先に考える主人公」が多いということが上げられるような気がします。普通、考えれば世界と恋人や友人なら世界の方が重要そうな気もしますが(世界がなければ恋人も自分も存在しない)、なぜかこういう時になって恋人や友人を選ぶ奴が多いのが一つのセカイ系の特徴のような気がします。
これもその系統。いや、舞城センセイは斬新だと思って書いたのかもしれませんけど、僕からしてみれば食傷気味。つーか、「またか」みたいな。相変わらず、空回りの印象が拭えず。うーん、個人的には余り好きにはなれない作品ですね…。
いや、そりゃ言いたい事はわかりますけど…。大体、同じ事を2回も言わんでよろしい。

というわけで、個人的にはそれほど好きになれない作品でした。

でも舞城の作品がすべて嫌いなわけではないので、そこは誤解がないように、お願いします。



っていうか、今頃気づいたが、この日記、最近やたらとハルヒネタが多くないか…?
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